2011年6月15日に【弓スノ作成工程】を掲載してからもう1年以上経ってますね。
時が経つのは早いものです。
弓スノ作成工程の記事は、これまでに約5200回のアクセスがあり、
現在もアクセス数が伸び続けています。
(昨年のメジを釣った時の記事を大幅に追い越しました!)
皆さん、どうもありがとうございます。m(_ _)m
さて、1年も経ったので、ブログに公開している作成工程と、
現在の作成工程には、若干の【違い】があります。
今回はその【違い】についてご紹介します。
弓角作成をされている方の参考になれば、これ幸いです。
既に公開中の作成工程を読んでいない方は先にこちらを。
弓スノ作成道具紹介
第1回:①素材のカット、②削り、③穴あけ(リーダー用)
第2回:④穴あけ(針用)、⑤針装着、⑥曲げ
第3回:⑦装飾、⑧コーティング、⑨仕上げ
具体的な解説に入る前に、【違い】のある部分を簡単に説明します。
まずは、変更前(従来)の作業手順です。
①PET板(素材)のカット
②削り
③穴あけ(リーダー用)
④穴あけ(針用)
⑤針装着
⑥曲げ
⑦装飾(塗装&シール貼り等)
⑧コーティング
⑨仕上げ
そして、変更後(改訂後)の作業手順です。
①PET板(素材)のカット
②削り
③穴あけ(リーダー用)
④曲げ
⑤穴あけ(針用)
⑥針装着
⑦装飾(塗装&シール貼り等)
⑧コーティング
⑨仕上げ
大きく異なるのは【曲げ】を実施するタイミングです。
従来は、【針装着後】に曲げてましたが、
現在は、【針装着前】に曲げ、その後、針穴をあけて針を装着します。
では、具体的な解説に入りましょう。
変更のある部分のみを抜粋して解説します!!
④曲げ
削り出したPET板を針装着前に曲げるようにした理由は、
【弓スノ全体を緩やかにカーブさせるため】です。
なぜ、全体を緩やかにカーブさせるか?というと、
【低速でも滑らかに回転させるため】です。
【高速巻き】よりも【低速巻き】を意識した改善なんですね。
実際の効果はまだまだ検証中ですが・・・
したがって、
現在のモデルの方が【サバ】、【太刀魚】に強い!!
というのが、オイラの勝手な自論です。
(重ねて) 実際の効果はまだまだ検証中ですが・・・
それから、
従来は【漢(カン)】に頼って全て【素手】で曲げてましたが、
現在は【型(道具)】を使って曲げてます。
これにより、
全ての弓スノのR角度が、ほとんど誤差無く安定しています。
(やっぱり、オイラの漢より道具の方が優れています 笑)
人によって使っている型(道具)も異なりますね。
お気に入りの型(道具)を探してみてください。
曲げ方は、沸騰したお湯に型(道具)ごと弓スノを沈めて、待つこと20秒。
弓スノの全体を満遍なく煮込みます(笑)
お湯から取り出した弓スノをそのまま型に押し当てて、
ぐにゅーーっと曲げます。
⑤穴あけ(針用)
曲がったPET板に針穴をあけるので、
従来よりも穴あけはますます難度が上がっています。
やっぱり、【一番難しい工程】といえるでしょうね。
穴をあける位置をイメージしてゆっくり慎重にあけましょう。
オイラのイメージはこんな感じです。
PET板の上面ギリギリくらいから穴をあけ始めて、
下面をかすめるようなイメージで奥まで深く穴を開けます。
針の軸の長さによりますが、
オイラがあける穴は15~22mmくらいの深さです。
針の抜けを防止するため、オイラは【深く】針を差し込みます。
針を装着するとこんな感じ。
これで19~20mmくらいの深さですかね?
全体が緩くカーブして針が刺さっているのが分かるかな?
あまり曲がっていないように見えるかもしれませんが、
旧型のモデルと比較すると、弓スノの【先端】と【末端(針の付け根)】の
位置関係は、旧型のモデルとほぼ同じです。
⑧コーティング
【ウレタン】は高価ですぐ固まることから、使用をやめました。
オフシーズンに角を大量に作るような場合は別ですが・・・
少しずつ作成(コーティング)していては、数作る前に固まっちゃいます。
現在は、【マニキュア・トップコート】を塗ってます。
おススメのトップコートは、これ。
ダイソー製のトップコートです。
45秒早乾きがウリ(?)で、ホントにすぐ乾きます。
仕上がりも綺麗で100円でこのパフォーマンスなら問題なし!
・・・っていうか、買いです。
しかし、現在、ダイソーに在庫が無いらしく、何処に行っても売ってません。
取り寄せの注文も受け付けてくれません。
ということで、もし見つけたら【ラッキー】なので、即買いです!!
Google先生に色々聞いてみたところ、女性の愛用者も多いみたいですね。
5個、10個とまとめ買いしている人もいるようです。
や、やるな、ダイソー(笑)
新しい作成工程により完成した弓スノはこんな感じになります。
オイラは、昨年(ヘタすりゃ一昨年)前の弓スノを使って釣行しているので、
この新しいバージョンの弓スノをあまり使ってないですね(爆)
よって、性能の良し悪しは、まだまだ【検証中】です・・・。
弓スノ作成に関する内容は、
本ブログの右サイドバーの【メッセージを送る】ボタンよりお問い合わせください。
では。